映画やゲームでおなじみの「ゾンビ」は、ボードゲームでも超人気のテーマです。仲間とギリギリのサバイバルに挑む本格協力ゲームから、ハラハラ感を笑い飛ばせる軽快なパーティーゲームまで、魅力的な作品が勢揃いしています。今回はボードゲーム店主の亞猫が、初心者からじっくり遊べるゲーマーまで満足できるおすすめのゾンビテーマゲーム6選をご紹介します!恐怖と極限のドラマに飛び込んでみましょう。
ゾンビキッズ
校門を封鎖して学校を守る協力ゲーム。遊ぶたびに「秘密の封筒」が開いてルールや能力が追加され、自分たちだけのゲームへ進化していくワクワク感が魅力。


| 人数 | 2~4人 |
|---|---|
| 所要時間(目安) | 15分 |
| 対象年齢 | 7歳以上 |
| ゲーム内容 | 学校を救うのは君たちだ!15分で遊べる進化系協力ゲーム ボードゲームの世界には、一度遊ぶと「もう1回!」が止まらなくなる不思議な作品が存在します。 今回ご紹介する『ゾンビキッズ:進化の始まり』は、まさにその代表格。学校を襲うゾンビたちを退治しながら、4つの校門をロックすることを目指す協力型ボードゲームです。 子供向けのかわいらしい見た目と侮るなかれ。遊ぶたびにゲームそのものが「進化」していく仕掛けが施されており、気づけば大人も本気で頭を抱えて夢中になってしまう名作です。今回はその詳しいルールと、多くのプレイヤーを虜にする圧倒的な魅力について詳しく解説していきます。 ゾンビ退治と校門封鎖!基本ルールとゲームの流れ 🗺️ ボードの構造と準備 学校のマップ:中央に大きな「赤・青・緑・黄」の4つの教室があり、周囲に「紫」の校庭と、4箇所の「校門(南京錠マーク)」があります。 初期配置:学校の中央(紫の校庭)にプレイヤーのコマを全員置きます。4つの教室には初期ゾンビを1体ずつ配置し、残りのゾンビ(ストック)はボードの横に並べます。 🎮 詳しいゲームルール 手番になったら、必ず「① ゾンビの増殖」を行ってから「② ヒーローの移動・退治」の順で進めます。 ゾンビの増殖(ダイスを振る) 手番の最初にカラーダイスを1個振ります。 色が出た場合:出た色と同じ色の教室に、ストックからゾンビを1体配置します。 白が出た場合:ゾンビはどこにも出現しません。 ヒーローの移動とゾンビの退治 自分のコマを隣り合うマスへ1マス移動させることができます(移動しなくても構いません)。 ゾンビの退治:今いるマスにゾンビがいる場合、最大2体まで退治してストックに戻せます。 大部屋の恐怖(ゲームオーバーの罠):1つのマスにゾンビが3体以上溜まるとそのマスは占拠され、ヒーローは立ち入ることも通過することもできなくなります。 校門の施錠(勝利条件) 校門のマスにプレイヤー2人のコマが同時に揃うと、その門に南京錠トークンを置いてロックできます(揃った瞬間はハイタッチ!)。4箇所すべての校門をロックできればプレイヤー全員の勝利です。 敗北条件 ダイスを振ってゾンビを配置する際、ストックにゾンビのコマが1体も残っていない場合、その瞬間に全員敗北(学校が乗っ取られた)となります。 秘密の封筒と対等な協力!プレイヤーを夢中にさせる3つの理由 ✨ このゲームの圧倒的な魅力 「次の封筒を開けたい!」という強烈な中毒性 ゲームが終わるたびに、勝っても負けても進行トラックに「脳みそシール」を貼ることができます(ミッション達成でさらに増加)。シールがたまると箱の底に眠る「秘密の封筒」を開封でき、新しいルールやヒーローの特殊能力、手強いスーパーゾンビなどが解放されます。「次はどんな変化が起きるんだろう?」とやめ時を失うワクワク感があります。 親子の立場が「対等」になる高いゲーム性 後半に進むほどガチの戦略が必要になります。「どこを優先して守るか」「誰と誰がどこの門で合流するか」を真剣に相談しなければ勝てません。大人が指示を出すだけでなく、子供が自分で考えて大人に提案するような、本当の意味での対等な協力体験が生まれます。 1回15分という絶妙なプレイ時間 ルールがシンプルで1ゲーム約15分と非常に短いため、テンポよく何度も遊べます。負けても「悔しいからもう1回!」となりやすく、ゲームの「進化」もサクサク進んでいきます。 プレイ前に知っておきたい!遊ぶ際のアドバイスと注意点 遊ぶ際に少し気をつけておきたいポイントも整理しておきます。 「奉行問題」に気をつけたい 協力ゲーム全般に言えることですが、慣れているプレイヤーが「君はあっちに行って!」と指示を出しすぎてしまうと、他のプレイヤーの考える楽しみが奪われてしまいます。特に親子で遊ぶ際は、子供の自由な発想や提案を優先して見守る意識が大切です。 一度開けた封筒は元に戻せない(レガシー要素) シールを貼ったり封筒を開けたりしてゲームが「変化」していくのが最大の魅力ですが、一度解放した要素を完全に最初の状態へ戻すのは少し手間がかかります。「まっさらな初期状態からもう一度最初から遊び直したい」という場合には注意が必要です。 自分たちだけのゲームに育てる楽しさを体験しよう 『ゾンビキッズ:進化の始まり』は、手軽なプレイ感の中にスリルと成長の喜びがぎゅっと詰まった傑作です。 遊べば遊ぶほど自分たちだけのゲームに育っていく感覚は、他のボードゲームではなかなか味わえません。お店でも家族連れや友人同士でワイワイ遊ぶのにぴったりの一作としておすすめしています。 気になった方は、ぜひ秘密の封筒を開ける感動を体験してみてくださいね! |

ザ・レフュージ:生存競争
避難所のドアを目指すサバイバルレース。鍵を手にライバルをゾンビの前に突き飛ばすなど、ゾンビ映画でおなじみの醜い人間の足の引っ張り合いが最高に盛り上がる。


| 人数 | 2~6人 |
|---|---|
| 所要時間(目安) | 60分 |
| 対象年齢 | 13歳以上 |
| ゲーム内容 | ゾンビより人間が怖い!?避難所を目指すサバイバルレース 映画やゲームのゾンビもので一番恐ろしいのは、迫りくるゾンビそのものよりも「極限状態におかれた人間の醜さ」だったりしますよね。 今回ご紹介する『ザ・レフュージ:生存競争』は、まさにそんなゾンビ映画の悪役になった気分を存分に味わえるサバイバル&レースゲームです。 ゾンビだらけの街を横断し、たった一つの避難所を目指してライバルたちと醜い足の引っ張り合いを繰り広げる本作。今回はその詳しいゲームの流れと、遊べば誰もが盛り上がる3つの大きな魅力について詳しく解説していきます。 鍵を握ってドアへ走れ!ゲームの流れとシンプルなルール 📜 詳しいゲームルール ゲームの目的は、ゾンビだらけの街を横断し、マップの反対側にある「避難所のドア」に鍵を持って一番に駆け込むことです。 ゲームの準備 各プレイヤーは自分のコマを選び、スタート地点(手前側)に置きます。 マップ上の指定された場所に、あらかじめいくつかのゾンビフィギュアを配置します。 各自、手札となるカードを数枚持ってゲーム開始です。 手番(自分の番)にできること 自分の番が来たら、次の【A】か【B】のどちらか片方を必ず行います。 【A】移動する:自分のコマを前後左右のいずれか隣り合うマスに1マス移動させます。移動した先のマス(タイル)に書かれている指示(例:「カードを1枚引く」「ゾンビを1体配置する」など)に必ず従います。 【B】カードを使う(または引く):手札から強力な「アクションカード」を1枚使い、その効果を発動します。または、移動せずに山札からカードを1枚引くこともできます。 ゾンビの恐怖とペナルティ 自分のコマが、ゾンビがいるマスに入ってしまったら(またはゾンビが自分のマスに置かれたら)即アウトです。ペナルティとして自分のコマは強制的にスタート地点(手前の脱出ポッド)まで戻されてしまいます。ゴール間近まで進んでいても、一瞬で振り出しに戻るスリルがあります。 勝利の条件(ゴール方法) マップの最奥にある「避難所のドア」のマスに到達し、その際手札に「鍵(Key)」のカードを1枚持っていること。この2つの条件を、誰よりも早く「1人だけ」で満たしたプレイヤーが即座に勝者となります。 ライバルを突き落とせ!プレイヤーを虜にする3つの魅力 ✨ このゲームの3つの大きな魅力 ゾンビ以上に人間が怖い!究極の「足の引っ張り合い」 このゲームの本質は、ゾンビ映画でおなじみの「醜い人間の生存競争」です。「ライバルの目の前にゾンビを召喚して進路を塞ぐ」「ライバルの手札からゴールに必須な鍵カードを盗み取る」「自分が助かるために隣のプレイヤーをゾンビのマスに突き飛ばす」といった凶悪な嫌がらせが合法的に飛び交います。「お前が餌食になっている間に俺は先に行く!」というムーブが最高に盛り上がります。 初心者でも勝てる!ほどよい運要素 どれだけ緻密な作戦を立ててゴール直前まで進んでも、集中攻撃を浴びたりゾンビに囲まれたりしてスタート地点に逆戻りするのは日常茶飯事です。逆に後ろで出遅れていたプレイヤーが、強力なカードを引いて一発逆転でゴールをもぎ取ることもあります。実力差が出にくいため、ボードゲーム初心者でもワイワイ笑いながら遊べます。 盤面を埋め尽くす「圧倒的なゾンビのフィギュア」 ゲームが進むにつれて、マスの効果などで合計60体ものゾンビミニチュアが盤面に次々と湧き出てきます。最初はスカスカだったマップが、中盤以降はゾンビでギチギチになり、「どこを歩いてもゾンビだらけ」という絶望的なビジュアルが雰囲気を最高に盛り上げてくれます。 友情破壊にご注意?遊ぶ際に知っておきたいポイント 爽快な足の引っ張り合いが魅力のゲームだからこそ、プレイ時に意識しておきたい点もあります。 直接攻撃(バチバチ展開)の割り切りが必要 ライバルを攻撃したり足を引っ張ったりすることがゲームのメイン要素になっているため、「直接攻撃されるのが苦手」「平穏にプレイしたい」という方がいる場では注意が必要です。「ゾンビ映画の泥臭いコント」として、お互いに笑い飛ばせる雰囲気で遊ぶのが一番楽しめます。 逆転要素ゆえのプレイ時間の変動 ゴール直前で振り出しに戻される展開が続くと、予定していたプレイ時間より長引くことがあります。サクッと遊びたい時は、事前に「〇分まで」と時間を決めたり、カードの引きをテンポよく進めたりするのがおすすめです。 最後に生き残るのは誰だ?最高のサバイバルを体験しよう 『ザ・レフュージ:生存競争』は、難しく考えずに直感とカードの引き、そして容赦のない攻撃でワイワイ盛り上がれる最高のエンターテインメント作品です。 ゾンビの絶望的な群れをかき分け、ライバルを蹴落としてたった一つのドアに駆け込んだ瞬間の快感は格別ですよ。 お店でも「今日はバチバチに盛り上がりたい!」というグループにぜひおすすめしたい一作です。気になった方はぜひ挑戦してみてくださいね! |

ヒット・ザ・ロード
物資を賭けてルートを競り、L.A.を目指す過酷なドライブ。命綱である弾薬や燃料を消費して進む極限のジレンマと、退廃的な世界観のコンポーネントが光る。


| 人数 | 1~4人 |
|---|---|
| 所要時間(目安) | 60分 |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| ゲーム内容 | 物資を賭けた極限のドライブ!アメリカ大陸を横断するサバイバル ゾンビ映画やドラマを見ていると、安全な場所を求めて荒廃した道路を車で突き進むシーンによく出会いますよね。 今回ご紹介する『ヒット・ザ・ロード』は、まさにそんな決死のドライブ旅行を体験できるリソース管理&サバイバルゲームです。 プレイヤーは生存者グループを率いて、危険なアメリカ大陸を横断しロサンゼルス(L.A.)を目指します。今回は、ゾンビ映画さながらの恐怖と選択を突きつけてくる詳しいゲームルールと、プレイヤーを夢中にさせる3つの大きな魅力について詳しく解説していきます。 弾薬か安全か?全8ラウンドの選択と死闘の流れ 🎲 詳しいゲームルール ゲームは全8ラウンド構成です。生存者グループを率いて毎ラウンド「どのルートを進むか」を決め、ゾンビと戦いながらロサンゼルスを目指します。各ラウンドは以下の3ステップで進行します。 ルートの公開(計画) 場に4つのルート(2枚1組のカード)が並びます。カードには手に入る「物資(弾薬・燃料・アドレナリン)」や、遭遇する「ゾンビの数」、発生する「イベント」が書かれています。 恐怖のルート競り(競売) 誰が最初に好きなルートを選ぶかを競りで決めます。 通貨は「物資」:お金ではなく、生き残るための「弾薬・燃料・アドレナリン」を支払って入札します。 パスは一回限り:一度パスすると、残ったルートを強制的に割り振られます。 究極のジレンマ:「安全なルートに行きたいけれど、物資を使い果たすと次の戦闘で死ぬ」というギリギリの選択を迫られます。 命がけの道中(遭遇と戦闘) 選んだルートのカードを左から順に処理します。物資を拾ったあと、ゾンビがいる場合は専用ダイスで戦闘が始まります。 遠距離戦(安全):戦闘前に「弾薬」を1つ消費するごとにダイスを2個振れます。ゾンビマークが出ればノーリスクで撃破できます。 近接戦(泥沼):生き残ったゾンビと白兵戦を行います。自分の生存者コマの数だけダイスを振り、ドクロ(仲間が死亡)、ターゲット(ゾンビ撃破)などを適用します。「アドレナリン」を消費すればゾンビ1体撃破に変換も可能です。 決着:ゾンビを全滅させるか、「燃料」を2つ消費して「逃走」するまで、近接戦のダイスを振り続けなければなりません。 🏁 勝利と脱落 プレイヤー脱落:自分の生存者コマがすべて死亡したプレイヤーは、その時点でゲームから脱落します。 最終勝者:第8ラウンド終了時、無事にL.A.へ到着した生存者の中で、獲得したカードの「勝利点」が最も高い人の勝ちです。全員死亡した場合は、最も長く生き残った人の勝ちとなります。 命綱を競り合うリアルな恐怖!プレイヤーを惹きつける3大魅力 ✨ このゲームの3大魅力 「物資で競る」という、テーマと噛み合った最高のシステム 一般的なゲームのお金にあたるものを「命綱である物資」にしたことで、ゾンビ映画さながらのリアルな恐怖が味わえます。「ここで弾薬を3つ使って安全な道を競り落とすか、それともダイス運を信じてゾンビだらけのデスロードを進むか……」という毎ラウンドのヒリヒリする選択が最高に刺激的です。 巨匠マーティン・ワレスによる、絶妙な「脱落」のバランス このゲームにはプレイヤー脱落がありますが、理不尽にすぐ死ぬわけではありません。前半は物資が豊富で、後半になるほどゾンビが狂暴化しルートも過酷になります。前半の競りでいかに物資をケチり、後半の地獄に備えて「貯蓄」できるかという、ワレス氏の緻密なゲームデザインが光ります。 徹底された「世界の終わり」のコンポーネント 「ゾンビ禍を生き延びた少年マーティンが、古いボードゲームの裏やお菓子の空き箱、王冠を集めて自作したゲーム」という設定があります。そのためカードには落書きやシミ、テープ跡がリアルに印刷されており、コンポーネントを見るだけで一気に終末世界へ没入できます。 後半の地獄に備えよ!遊ぶ際に意識したいコツとポイント プレイを楽しむために、押さえておきたい戦略上のポイントもあります。 前半の「散財」は死を招く 序盤は物資に余裕があるように見えますが、ここで調子に乗ってルートの競りに物資を使いすぎると、後半の猛攻を凌げなくなります。「今は少し危険でも耐えて物資を蓄える」という長期的なリソース管理が生存のカギです。 脱落リスクの共有と雰囲気づくり プレイヤー脱落が発生するゲームなので、早々に脱落者が出ると待ち時間が生じる場合があります。ただし後半の難易度は非常に高いため、「全員でいかに生き残れるか」「誰がどこまで行けるか」を観戦しながらワイワイ応援し合える空気感で遊ぶのが一番盛り上がります。 泥臭く生き残れ!リソース管理とサバイバルの傑作 『ヒット・ザ・ロード』は、ダイスの出目に一喜一憂しながらも、緻密な物資の管理と競りの駆け引きが楽しめる素晴らしいサバイバルゲームです。 ボロボロのカードや王冠トークンを手に取って盤面を眺めているだけでも、映画の主人公になったような最高の没入感が味わえます。 お店でも「歯ごたえのあるサバイバルを体験したい」「ヒリヒリするジレンマを楽しみたい」という方に自信を持っておすすめしている一作です。気になった方は、ぜひL.A.を目指す決死のドライブに挑んでみてくださいね! |

逃げゾンビ
迫るゾンビをダイスで倒す爽快アクション。足手まといな生存者に振り回されつつ、振り直しのギャンブル性と個人ボードによる遊びやすさでサクッと楽しめる。


| 人数 | 1~4人 |
|---|---|
| 所要時間(目安) | 60分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| ゲーム内容 | ダイスでなぎ倒せ!迫りくる恐怖と爽快サバイバル ゾンビ映画を見ていると、迫りくるゾンビの群れをギリギリのところで撃退するシーンに誰もが興奮しますよね。 今回ご紹介する『逃げゾンビ(リローデッド)』は、まさにそんなハラハラドキドキの展開をダイス(サイコロ)を使って体験できるサバイバルアクションゲームです。 このゲームを一言で表すなら「迫りくるゾンビをダイスでなぎ倒す、爽快&ハラハラのサバイバルアクション」。今回はその詳しいゲームの流れと、プレイヤーを夢中にさせる3大魅力について詳しく解説していきます。 進軍するゾンビとダイス勝負!ゲームの流れと基本ルール 🎲 ゲームの基本ルール・流れ プレイヤーはそれぞれ「自分の生存者ボード」を持ち、そこにゾンビのコマが配置されます。 ゾンビの進軍(毎ターンの恐怖) 手番の開始時、あなたのボードにいるゾンビが全員あなたに向かって1マス前進します。 ゾンビがあなたの目の前(至近距離)まで到達すると、ダメージを受けてしまいます。 ダイスロール(運と戦略の戦闘) 手番プレイヤーは専用のダイスを6個振ります。気に入らない出目は最大2回まで振り直しが可能です(ただし「ゾンビの出目」はロックされ、振り直せません)。 バット(接近戦):目の前にいるゾンビを1体倒す。 ピストル(遠距離戦):少し離れた場所にいるゾンビを1体倒す。 全力疾走:ゾンビを1マス後ろに押し戻す。または裏向きの「場所カード」を探索する。 生存者:街を彷徨う生存者(人間)を救出して仲間にする。 ゾンビ(お気付き):この出目が出るたび、あなたのボードの奥に新しくゾンビが1体追加されてしまいます。 ボスゾンビの登場 ダイスで「ゾンビ」の目が一定数たまると、強力なボスゾンビが出現します。ボスは特殊な能力でプレイヤー全員を苦しめますが、倒すとゲーム勝利に大きく近づきます。 ゲームの勝敗 勝利条件:ボスゾンビを倒した上で、最も多くの「勝利点(救出した生存者など)」を稼いだプレイヤーの勝ち。 敗北条件:ゾンビに襲われてライフがゼロになるか、街の生存者デッキが尽きるとゲームオーバー(全員死亡)です。 振り直すか引くか?プレイヤーを惹きつける3大魅力 ✨ このゲームの3大魅力 絶妙な「ダイス運」と「引き際」のジレンマ 「あと1回振り直せば銃が出るかも……でもゾンビの目が出たら全滅する!」という、王道のダイスゲームならではのヒリヒリするギャンブル感が味わえます。自分の運を信じるか、堅実に引くかの判断がたまらなく刺激的です。 個性豊か(すぎる)生存者たち 救出できる生存者たちは、頼もしい仲間ばかりではありません。 【おじいちゃん】:移動速度が遅いため、ゾンビを押し戻すアクション(全力疾走)が使えなくなる足手ま阻止。 【怪しい男】:持っているだけでマイナス点になるが、ゾンビの囮(身代わり)にできる。 「助けなきゃよかった!」という映画さながらのB級ホラー展開がボード上でリアルに巻き起こり、プレイヤー同士の会話が最高に盛り上がります。 自分のボードに集中できる「遊びやすさ」 ゾンビは各プレイヤーの個人ボード上を進むため、「隣のプレイヤーに邪魔されて何もできない」というストレスがありません。ボードゲーム初心者でも直感的にルールを理解しやすく、すぐにサバイバルの世界に没入できます。 生き残るためのワンポイント!遊ぶ際に知っておきたいコツ プレイを楽しむために、意識しておきたい立ち回りのポイントもあります。 欲張りすぎは事故のもと ダイスの振り直しは魅力的ですが、欲を出しすぎるとゾンビの出目が一気にロックされ、一気に窮地に追い込まれます。「今は確実に目の前のゾンビを1体処理する」という堅実な立ち回りが結果的に生存率を高めます。 癖のある生存者の扱いどころ 足手まといになる生存者も、上手く囮や条件達成に利用できれば強力なカードに化けます。リスクとリターンを天秤にかけながら「誰を助け、どう扱うか」を楽しむのが勝利への近道です。 直感的に楽しむ!ダイス系サバイバルの決定版 『逃げゾンビ(リローデッド)』は、難しいルールを覚える必要がなく、ダイスをジャラジャラ振る楽しさとハラハラ感がストレートに味わえる傑作です。 思わぬトラブルや癖のある生存者たちに振り回されながらも、ダイスの出目ひとつで大逆転を起こしたときの爽快感はクセになります。 お店でも「サクッと短時間で盛り上がりたい」「ダイスを使ってワイワイ楽しみたい」という方に自信を持っておすすめしている一作です。気になった方は、ぜひダイスを握りしめてゾンビの街に飛び込んでみてくださいね! |

デットオブウィンター
極寒のコロニーで生き延びる重厚サバイバル。共通目標と個人の密命、潜む裏切り者の存在や物語が変わるクロスロードシステムで濃密な人間ドラマが巻き起こる。


| 人数 | 2~5人 |
|---|---|
| 所要時間(目安) | 210分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| ゲーム内容 | 極寒のサバイバルと疑心暗鬼!映画の主人公になれる重厚な体験 ゾンビもので最も恐ろしく、そして面白いのは、過酷な環境に追い詰められた人間たちの泥臭い心理戦ですよね。 今回ご紹介する『デッド・オブ・ウィンター』は、まさにそんなゾンビ映画の最高峰をボードゲームとして体験できる屈指の名作です。 プレイヤーは極寒のコロニー(砦)を拠点に生き残りを図る生存者グループのリーダーとなります。今回は、世界中で高く評価されている3つの革新的な魅力と、ゲームの詳しいルールについて解説していきます。 裏切り者か、ただの必死か?プレイヤーを惹きつける3つの革新的な魅力 ✨ 3つの革新的な魅力 「全員勝利」か「全員敗北」ではない「半協力」システム 一般的な協力ゲームは「全員で勝つか負けるか」ですが、本作は「砦の共通目標」と「自分だけの密命」の両方を達成した人だけが勝者になります。「共通目標は達成したけれど、自分の密命が未達成」なら、あなた個人は敗北です。そのため、全員がどこか怪しい動き(物資の出し渋りなど)をすることになり、自然と疑心暗鬼が生まれます。 「裏切り者」が潜んでいるかもしれない恐怖 密命の中には、砦を破滅させることで自分だけが勝利する「裏切り者」のカードが一定確率で混ざっています。「あいつは本当に裏切り者なのか? それとも自分の密命のために必死なだけなのか?」という、映画さながらの心理戦や人狼ゲームのような緊張感が毎ターン漂います。 物語が勝手に動き出す「交差点(クロスロード)システム」 手番プレイヤーの右隣の人が、専用のストーリーカードを1枚引いて持っておきます。手番プレイヤーが「移動した」「特定のキャラを死亡させた」など、カードに書かれた条件(トリガー)を満たした瞬間、ゲームが中断されてストーリーが発生します。「生存者を助けるか、見捨てるか」といった倫理的な選択を迫られ、選んだ結果によってゲームの状況が激変します。 砦を守り抜くか、破滅か?ゲームの詳しいルールと流れ 🎲 ゲームの詳しいルールと流れ 複数のキャラクターを操り、極寒のコロニーを拠点にサバイバルを繰り広げます。 勝利条件 ゲーム終了時に、以下の2つを両方とも満たしているプレイヤーが勝利します。 👑 砦のメイン目標を達成している(例:規定ラウンド生き延びる、特定の物資を一定数集める) 🤫 自分の「密命(シークレットミッション)」を達成している(例:手札に薬を2枚持っている、武器を装備しているなど) ※裏切り者の場合は「砦の士気を0にする」などの破滅条件+自身の密命達成が条件です。 ラウンドの流れ ゲームは「プレイヤーフェイズ」と「コロニーフェイズ」を交互に繰り返します。 【プレイヤーフェイズ】行動の決定 各プレイヤーはアクションダイスを振り、ゾンビの攻撃、移動、周辺施設(警察署や病院など)の探索、バリケードの建設などを行います。 恐怖の「感染判定」:ゾンビのいる場所へ移動したり攻撃したりすると、12面ダイスを振ります。最悪の目(歯型マーク)が出ると即死(感染)し、周囲の味方へ感染が連鎖する大惨事になります。 【コロニーフェイズ】環境の処理 食糧の消費:人数分の食糧を消費。足りないと士気が下がります。 危機の解決:毎ラウンド発生する「危機カード」(燃料不足など)に対し、手札から必要な物資を裏向きで提出。裏切り者がこっそり関係ないカードを混ぜて失敗させようとすることもあります。 ゾンビの増殖:砦や周辺施設に新しいゾンビが湧き出します。 ゲームの終了と勝敗 「砦の士気が0になる」「ラウンドトラックが0になる」「メイン目標が達成される」のいずれかが発生した時点で即座にゲームが終了し、個人の密命チェックに入ります。 重厚なドラマを楽しむために!遊ぶ際のアドバイスと注意点 本作の濃密な体験を100%楽しむために、知っておきたいポイントもあります。 プレイ時間とルールの重さ セットアップやルールの把握、1プレイにかかる時間(約60〜120分)は重厚です。時間に余裕を持ち、じっくり物語に入り込める環境で遊ぶのがベストです。 「投票による追放」の判断 怪しいプレイヤーを話し合いで砦から追い出す「追放」の投票システムがあります。しかし、追放した相手が「ただ密命のために必死だった無実の味方」だった場合、砦の状況が一気に悪化することもあります。疑心暗鬼の中でも慎重な議論が必要です。 記憶に残る最高の人間ドラマを体験しよう 『デッド・オブ・ウィンター』は、ルール自体は「ダイスを振って移動・探索・攻撃する」という王道のサバイバルですが、そこに「密命」と「クロスロードの物語」が絡み合うことで、毎回全く異なる人間ドラマが生まれるのが最大の魅力です。 生き残るために仲間を裏切るのか、それとも極限状態の中でも人間性を保ち続けるのか――。 お店でも「忘れられない濃密なゲーム体験がしたい」「ドラマチックなサバイバルを楽しみたい」というグループに一番におすすめしている重量級の傑作です。気になった方は、ぜひコロニーの門を潜ってみてくださいね! |

脳トレゾンビ
ゾンビバイトとなり手札を減らす爆笑カードゲーム。レジ打ちなど難易度の高い仕事は唯一の脳ミソを借りて行うという、おバカでコミカルな世界観が楽しい。


| 人数 | 3~8人 |
|---|---|
| 所要時間(目安) | 30分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| ゲーム内容 | ゾンビだって働きたい!?脳ミソを使い回すおバカなサバイバルバイト ゾンビといえば人間を襲う恐ろしい存在……ですが、もしも彼らが日常でバイトをしていたらどうなるでしょうか? 今回ご紹介する『脳トレゾンビ』は、まさにそんなコミカルでシュールな世界観を楽しめるカード&ダイスゲームです。 ゲームの目的は、手札の「雑用カード」を誰よりも早くすべて出し切って帰宅すること。今回はその詳しいゲームの流れと、遊べば誰もが笑顔になる3つの大きな魅力について詳しく解説していきます。 脳ミソを落とすな!ゲームの流れと基本ルール 🎲 詳しいルール(ゲームの流れ) 手札の「雑用カード」を誰よりも早くすべて出し切り、ゾンビバイトを終えて帰宅することを目指します。 手番の準備(脳ミソの確保) 自分の番が来たら、まず「脳ミソ(ピンクのサイコロ)」を持っているか確認します。 持っていない場合、手札から「脳ミソが必要な仕事」をプレイすることはできません。 カードをプレイする(仕事をする) 手札からカードを場に出して、その効果を実行します。 黄色カード:脳ミソが不要な簡単な仕事(例:床を拭くなど)。 ピンクカード:脳ミソが必要な難しい仕事(例:レジを打つ、注文を取るなど)。 脳ミソが必要な仕事をした場合、必ずサイコロ(脳ミソ)を振る必要があります。 脳ミソを落とす(ダイス判定) サイコロの出目が「1」や「2」などの低い数字だと、「脳ミソを床に落とした!」状態になります。 落とした脳ミソは即座に没収され、場(誰も持っていない状態)に戻ります。 手番の終了とカードの補充 手番の最後に、手札が指定の枚数(通常は3枚)になるように山札からカードを引きます。 これを繰り返し、手札を最初に0枚にしたプレイヤーの勝利となります。 15分で爆笑!プレイヤーを夢中にさせる3つの魅力 ✨ このゲームの3つの魅力 「脳ミソの使い回し」というおバカな世界観 ゾンビなので頭が働きません。「床を拭く」などの簡単な仕事は脳ナシでもできますが、「レジを打つ」といった複雑な仕事は、たった1つしかない脳ミソを借りないと実行できないという設定がとにかくコミカルで笑えます。 ダイスに一喜一憂するパーティー感 「よし、難しい仕事を片付けるぞ!」と意気込んでサイコロを振った結果、脳ミソを床に落として全員に奪われる展開が頻発します。このドタバタ感が場を最高に盛り上げてくれます。 脱落者がいないスピード感 誰かが手札をなくした瞬間にゲームが終了するため、途中で暇になるプレイヤーが出ません。1ゲーム15分ほどでサクッと遊べる手軽さも魅力です。 ワイワイ楽しむためのコツとプレイ時のポイント サクッと遊べる軽量級ゲームだからこそ、押さえておきたい楽しみ方のポイントもあります。 脳ミソの「奪い合い」を笑い飛ばす せっかく借りた脳ミソをあっさり落としてしまったり、ライバルに奪われたりするのがこのゲームの一番の醍醐味です。「あ〜!落とした!」とみんなで声を上げてワイワイ盛り上がるのが楽しむコツです。 カードの巡りと運要素の割り切り 手札の引きやダイスの出目に大きく左右されるため、ガチガチの戦略というよりは「運とシチュエーションを楽しむ」プレイスタイルが向いています。重いゲームの合間の気分転換にも最適です。 笑いの絶えないサクッと遊べる爆笑パーティーゲーム 『脳トレゾンビ』は、難しいことを考えずに直感とノリで楽しめる最高のライトゲームです。 ゾンビなのに一生懸命バイトをして、脳ミソを落としては大騒ぎする姿は、誰もがクスッと笑ってしまう愛らしさがあります。 お店でも「短時間でサクッと盛り上がりたい」「ルールが簡単なゲームで笑いたい」というグループにぴったりな一作としておすすめしています。気になった方は、ぜひ脳ミソを借りてバイトに挑んでみてくださいね! |

一口に「ゾンビ」と言っても、絶望的なサバイバル、心理戦、ドタバタの爆笑バトルまで、遊ぶゲームによって全く異なる表情を見せてくれます。どの作品もテーマとシステムが見事に噛み合っており、遊べば一気にその世界観へ引き込まれること間違いなしです。お店でも大活躍のタイトルばかりですので、気になった方はぜひお気に入りの1卓を見つけて、絶望とスリルの世界を体験してみてください!